岡山県高梁市成羽町
吹屋ふるさと村 弁柄の町  
撮影:Minorin
「吹屋ふるさと村」は 古い歴史をもつ「吹屋銅山」銅とベンガラで栄えた町です。
江戸の初期、銅の原石「黄銅鉱」と「硫化鉄鉱」が採掘され「硫化鉄鉱」は当時は捨て
石でした。しかし長年の風化により「硫化鉄鉱」から偶然にもベンガラの原料(ローハ)
「赤色顔料」を採取することが出来ました。ベンガラ大量生産を始めたのは江戸中期の
頃である。明治、大正、昭和の初期が最盛期だったそうです。
ベンガラの紅色の町として屋根瓦、壁、柱等に使用され、「重要伝統的建造物保存地区」
に選定されています。
昭和47年に鉱山を閉鉱され、昭和49年にベンガラの製造は終っております。
広兼邸のパノラマ写真